目次
◆音楽伝記映画特集!パート6!
これまでの記事に続き、今回はロック編その2です!
その1はこちらを御覧ください。
ぜひレンタルや購入して見てみてください!
ロック編、その2
ここではロック/ブルースなアーティストについての伝記映画について9作品をピックアップします!
シド・アンド・ナンシー(1986年)原題: SID AND NANCY
モデルは伝説のパンク・バンド「セックス・ピストルズ」のベーシスト、シド・ヴィシャス。
そしてその恋人ナンシーとの破滅に至る恋愛を描いた映画。
ふとしたきっかけで出会ってから愛し合うほど周りとズレていき、そしてドラッグにおぼれていってしまう。
シド役のゲイリー・オールドマンも減量し熱演。タイトルテーマはジョー・ストラマー(ザ・クラッシュ)。挿入歌はスティーブ・ジョーンズ(セックス・ピストルズ)など力の入った作品!
ザ・シンガー(1979年)原題: Elvis
モデルは言わずとしれた大スター、エルヴィス・プレスリー。
1969年、ライブ・ステージを控えたエルビスが過去を振り返る。
その青春時代、そして芸能界での活躍の裏側を描いた作品です。
高校時代から人気モノ、そしてレコードデビューしさらに爆発的な人気に。
しかし軍隊に召集されて…といったことを描いているようですね。
監督は「ハロウィン」「エスケープ・フロム・LA」「ザ・フォッグ」などのジョン・カーペンター。
グッバイ・アンド・ハロー ~父からの贈りもの~(2012年)原題: GREETINGS FROM TIM BUCKLEY
モデルは30歳という若さでこの世を去ったシンガーソングライター、ジェフ・バックリィ。
24歳の無名のシンガーだったジェフ。ほとんど会ったことのない人気フォークシンガーである父ティム・バックリィの追悼コンサートに呼ばれ歌を披露するとそこで多くの観客を魅了!
そして30歳に事故で亡くなるまでの短い歌手生活が始まるという話。
ドラマティックですね…必見です。
JIMI:栄光への軌跡(2015年)原題: Jimi: All Is by My Side
泣く子も黙る伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックス。
無名のバックバンドとしてギターを弾いていた彼を、キース・リチャーズの恋人リンダ・キースが見出しスターダムへと駆け上がっていくサクセスストーリー。
全ギタリストは必見!ギタリストじゃなくても必見!
ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男(2006年)原題: Stoned
こちらのモデルはタイトルどおりローリング・ストーンズのオリジナルボーカル、ブライアン・ジョーンズ。
彼も27歳で亡くなった短命な伝説のアーティストですが、
彼のスター生活、アルコールとドラッグ、そして死の真相に迫っていく話です。
メンバーとの亀裂、狂っていくブライアンにクビを言い渡しそして亡くなるというもうダークな話ですね。
グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー(1989年)原題: Great Balls of Fire!
モデルは「火の玉ロック」などのヒット曲を生み出した50'sのスター、ジェリー・リー・ルイス。
彼の波乱な半生を映画化したもの。
スターでありながらその後13歳という若さでかつ親戚の子と結婚してしまい、
ロリコンスキャンダルでスターから落ちていってしまいます。その後はまた返り咲いたりし現在も活動をしているわけですが。
絶頂期の彼を見るならこれで決まり!
キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語(2009年)原題: Cadillac Records
モデルはシカゴの伝説的ブルース/R&Bレーベル、チェス・レコード。
レーベルが軸なのでもちろん映画に出てくる所属アーティストなども豪華な顔ぶれ!
マディ・ウォーターズ、チャック・ベリー、ローリング・ストーンズなどなど!
そして女性ブルースシンガーエタ・ジェイムズを演じるのはビヨンセ!
バーを営んでいたレナード・チェスが音楽事業に参入し数々のスターを送り出していく作品です。
ブラック・ミュージック好きはもちろん音楽ビジネスに興味ある人はぜひ見ましょう!!
24アワー・パーティー・ピープル(2002年)原題: 24 HOUR PARTY PEOPLE
こちらもレーベルもの。モデルはイギリス・マンチェスターの伝説的ロックレーベル、ファクトリー・レコード。
こちらもレーベルの人気バンドであったジョイ・ディヴィジョン、ニュー・オーダーといった伝説的バンドや、きっかけとなるセックス・ピストルズも出てきます!
TVレポーターであったトニー・ウィルソン。彼とバズコックス、シンプリー・レッド、ニーオーダーなどのメンバーたちわずか42人の観客がまったくの無名であるセックス・ピストルズの1stライブを見ていた。
そんな人達が「何かの始まり」を確信し、トニーはファクトリー・レコードを設立。
名バンドを輩出し、大型クラブ“ハシエンダ”をオープン!マンチェスターの音楽シーンをレベルアップさせるが徐々に人気が衰えていく…そんな話ですね。
こちらもロック好きはもちろんイギリス音楽シーン好きは必見です!
ロック・スター(2001年)原題: ROCK STAR
こちらは実在の人物まんまではない半伝記映画。
モデルになったとされるのはメタルゴッド、ジューダス・プリーストの元ボーカリストティム・オーウェンズ。
作中でティムはクリス。ジューダス・プリーストはスティール・ドラゴン。
ジューダスのボーカル、ロブ・ハルフォードはボビー・ビアーズと置き換えられてます。
ボビーを崇拝しスティール・ドラゴンのコピバンをしていたクリス。
バンドを追い出されたクリスになんとスティール・ドラゴンのボーカルにならないかという夢のオファーがきて…というアーティストなら憧れてしまう展開の話です。
今作はHR/HM系にはたまらないアーティストが山盛り出演!!
主役の歌声はマイク・マティアビッチ(Steelheart)!
ネタバレになりそうだけど最後の歌ウマ兄さんはまだ無名時代なマイルズ・ケネディ(Alter Bridge)!
そしてスティール・ドラゴンのメンバー役はギター、ザック・ワイルド!!
ベース、ジェフ・ピルソン(Dokken)!!
ドラム、ジェイソン・ボーナム(ツェッペリンのドラム、ジョンの息子で多くのバンドに参加)というハイパーバンド!!
メタラーは必見な一作です!わりとよかったですよ。下手演技アーティストたちも必見w
というわけでロック編パート2で9作品をピックアップしてみました。
やっぱりロック系の伝記っておもしろいですよね!特に後半に取り上げた、名のあるレーベルについての話なんかもアーティスト主体とはまた別でおもしろい!
今後はクラシック編その2、ビートルズ編も公開予定なのでぜひ御覧ください!